【2018年海外の医学書編】読んでよかった&買ってよかった医学書【基礎医学編】
1.組織学:
Histology: A Text and Atlas: With Correlated Cell and Molecular Biology
Histology: A Text and Atlas: With Correlated Cell and Molecular Biology
- 作者: Michael H. Ross PhD,Wojciech Pawlina MD
- 出版社/メーカー: LWW
- 発売日: 2015/01/27
- メディア: ペーパーバック
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*充実した情報量
*覚えるべきことは箇条書きされていたので覚えやすいように書かれていた
2.解剖学:GRAY'S ANATOMY
Gray's Anatomy for Students: With STUDENT CONSULT Online Access, 3e
- 作者: Richard Drake PhD FAAA,A. Wayne Vogl PhD FAAA,Adam W. M. Mitchell MB BS FRCS FRCR
- 出版社/メーカー: Churchill Livingstone
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: ペーパーバック
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*医学生になって初めて一冊まるまる読んで見るなら、というときこの本が一番おすすめです。とにかく読みやすい英語に文字の大きさ、やフォントが英語初心者にとってとっつきやすいようにつくられている。
*自分はサボタ、ネッター、ムーア、学校の授業教材など一通り手にとって勉強しましたが、個人的にはどのアトラスの図よりもグレイズ・アナトミーの図が一番わかりやすかったように思います。
*学校の解剖学の授業の前にかならず予習としてこのグレイズ・アナトミーの図をまず確認してから授業に行くようにしました。
*グレイだけの知識ではおそらく学校の試験に対応できないので、学校の授業やそれぞれの学校特有の知識事項がまとめて乗っているノートや教材で補う必要があると思われます。
3.神経学:解剖
Nervous System and Sensory Organs (Color Atlas of Human Anatomy)
Nervous System and Sensory Organs (Color Atlas of Human Anatomy)
- 作者: Werner, M.D. Kahle,Michael, M.D. Frotscher
- 出版社/メーカー: Thieme Medical Pub
- 発売日: 2015/05/13
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*イスラエル人やアイスランド人の学生が好んで使用しているのをみて自分も購入しました。小さいので学校の授業のスキマ時間にチェックするためにいつもカバンに入れていました。
4.神経学:解剖: Duane E.Hains
Fundamental Neuroscience for Basic and Clinical Applications, 5e
- 作者: Duane E. Haines PhD FAAAS FAAA,Gregory A. Mihailoff PhD
- 出版社/メーカー: Elsevier
- 発売日: 2017/10/27
- メディア: ハードカバー
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*NeurologyといえばSnell派とHains派が出てきますが、自分はヘインズ派でした。
*詳しい内容の為、いちから全て読むことは難しいです。おすすめの使い方は、この本に乗っている図を出来る限り描いていく、という勉強法です。
5.基礎医学まとめ本:BRSシリーズの神経学Neurologyと生物化学Biochemistry
BRS Biochemistry, Molecular Biology, and Genetics (Board Review Series)
- 作者: Michael Lieberman PhD,Rick Ricer MD
- 出版社/メーカー: LWW
- 発売日: 2013/08/30
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BRS Neuroanatomy (Board Review Series)
- 作者: Douglas J. Gould PhD,James D. Fix PhD
- 出版社/メーカー: LWW
- 発売日: 2013/08/27
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*BRSシリーズはanatomyからpharmacologyまですべて持っています。そのなかでも実際にかなり使えたのはBiochemistry, Neurologyです。
*コンパクトな見た目通り、コレだけで試験に対応するのは難しいですが、ある程度知識固まったところで絶対に落としたくない知識の確認用におすすめです。(簡単なので導入用でも大丈夫ですが、出来れば導入はもっと図が沢山載っているものがおすすめです)
6.薬理学:Lippincott's Illustrated Reviews:
- 作者: Richard A Harvey,Pamela C Champe,Richard Finkel,Luigi Cubeddu,Michelle A Clarke
- 出版社/メーカー: Lippincott Williams & Wilkins
- 発売日: 2008/07/16
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*薬理学学習において基礎医学により過ぎず、臨床にもより過ぎずバランスのいい本。薬理学に関してはカプランコースの教材もすごくオススメですが、どうしてもside effectやcontraindicationについての説明がやや不足しているように感じました。
*カプラン教材はmehcanismで抑えておきたいところ、最も知っておきたい薬についてわかりやすい図を用いて書かれているので、導入に用いるといいでしょう。
Bertram Katzung
Basic and Clinical Pharmacology 14th Edition
- 作者: Bertram G. Katzung
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Education / Medical
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: Kindle版
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*Classificationやdefinition, 表などのまとめは圧倒的にLANGEが充実しています。詳しく知りたい部分やPhysiologyやBiochemistryから詳しく勉強したい向け。
7.免疫学:The Immune System, 4th Edition by Peter Parham
*読みやすく、図もわかりやすいのにしっかりした知識がつく教科書です。他の科目と比べるとどうしても免疫学に避ける時間は限られてしまうと思いますが、個人的にすごく気に入った本のひとつです。
8.病理学について
自分は英語版ロビンスを読んだり、日本語版ルービンを所有していましたが、病理学に関してはYoutubeの動画が充実しています。
*動画に関する記事もあるので是非御覧ください。
*本ブログは筆者の主観的な意見を述べているものになります。参考までに受け止めてくださるようよろしくお願いします。